美容室サイト
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課題内容:マーケティング会社のリニューアル。赤い活動的なイメージを希望。サービスを目立たせたい。
サイト作成概要
- XHTML1.0 Strict+CSSでのコーディング。xml宣言はIE6のCSSバグ回避のために省略しました。
- 規定のページ:トップページ、ビューティウッソンとは、アクセス、メニュー、カリスマスタッフ、お問い合わせ
- すぐにデザインに取り掛かるのではなく、仮想クライアントの設定・ターゲットユーザの設定など、プランニングから始めました。その結果、ほとんど原型をとどめていません。
- 制作期間:2007.06.22~2007.07.13
サイト設定
このサイトの設定を以下のように決めました。
- サイトの目標
- 実店舗の広告の一つとなるように。新規の顧客の獲得。
- ターゲットユーザ
- 高校生~20代女性をメイン。
- クライアントのテーマ
- 普段のカットにも、特別な日の為のおしゃれなセットも出来る、オールマイティな美容院。
- クライアントからのデザイン要望
- スタイリッシュでおしゃれなイメージ。サイトは名刺代わりに使う程度、イメージ戦略で美容院のブランド力をアップ。
サイトデザインプラン
カラー
キーワードは「高校生~20代女性、スタイリッシュ、オールマイティ」
具体的な色の指定は無いため、キーワードから考える。「高校生~20代女性」という若い女性がターゲットだということから、高級感のある色は避けるようにする。また、「スタイリッシュ、オールマイティ」というキーワードから、彩度を落とした色をベースカラーとすると決める。
ここで、他の美容室のサイトを40件無作為に抽出し、そこで使われている色を調べた。
最も多かったのは、ベージュや茶の系統の色で、それとの組み合わせとして、橙や濃い緑が使われることが多かった。また、白と青の組み合わせも多かった。
ベージュや茶色が最も多く、この色をあえてはずすことで、他のサイトとの差別化が図れると思った。ベースカラーとして彩度の低い色と決めていたが、ここで無彩色であるグレーを使うことを決める。
サブカラー、アクセントカラーには、オレンジやグリーンを使うことで、美容院のサイトとしてかけ離れないようにする。そこで、サブカラーが彩度明度ともに高めの青緑、アクセントカラーが彩度明度ともに高い橙、と決める。
テキスト
既存ページは、確かにウィッグやカツラがメインで、普通じゃない美容院の設定なのだが、Webデザインの勉強のための仮想クライアントには向いていないと思った。
なので、ウィッグやカツラなどの設定をすべて無くして、汎用的な美容院となるように文章を書き換えていった。その結果、まったくの別物になったので、美容院の名前も変えました。
コンテンツ
上記のとおり、汎用的な美容院のサイトということで、コンテンツもそのように作っていった。
- トップページ
- プライス(料金表)
- キャンペーン(割引情報)
- スタッフ
- カットモデル募集
- リクルート(求人情報)
- メール
- プライバシーポリシー
- サイトマップ
また、キャンペーンのページで、クーポン用のページとして、携帯電話用のページをつくり、QRコードでアクセスできるようにした。
ユーザビリティ、アクセシビリティ
クライアントから、ユーザビリティやアクセシビリティは重要視していない。とのことと、デザインを重視したサイト作成の課題でもあるので、強く意識はしていない。
が、画像にはすべてaltで適切な文をいれ、一応、アクセスキーを設定した。また、基本的に文字の大きさは可変になるようにした、が、場所によってはpx指定しているので、どっちつかずかもしれない。
デザイン
ロゴなどに使ったのは、マニアッカーズデザインさんのSkinnyというフォントです。今回このフォントのおかげでとても助かりました。
また、サンプルサイトのホームとキャンペーンのページの夏祭りセットの浴衣の女性の写真は冷麺 -RAY MAN-さんの素材を使わせていただきました。ありがとうございます。人物の写真で、無料のものはなかなか無くて、探すのには苦労しました。皆さんどうやって探しているんでしょう?やっぱり有料素材を買っているのでしょうか。
デザインで使った角丸の画像は、allef.comさんのセラミックインタフェースのページを見て作りました。
横幅は744px。画像を大きく使いたかったので、上部メニューの形にしました。
一言
クライアントからのデザイン要望で、「サイトは名刺代わり」、「イメージ戦略」とあり、インパクト重視、見た目重視と受け取ったが、そのようなサイトにするには、Flashなどを駆使した動きのあるページでなければ効果は薄い。
自分がFlashを使えない為、このクライアントの要望を十分果たせなかった。
XHTMLでのコーディングでしたが、Weblogでも言っていますが、CSSでのフォントの指定について調べた結果、フォントを指定しないことにしました。そして今回、もっとも参考にさせていただいたのは、CSS HappyLifeさんのコーディングコンテストで最優秀賞を獲得したにんさんのコーディングデータでした。
最優秀賞ということで、とても参考になるつくりになっていました。